オゾン発生装置認定制度
認定制度とは
オゾン発生装置を製造する事業者(輸入業者も含む)の生産・品質管理体制、アフターサービス・クレーム処理体制、またその製造事業者で製造される製品(型式)が安全かつ有効に使用できる品質を有しているかどうかを、日本オゾン協会が独自に定めた基準をもとに審査し、その基準をクリアーした製造事業者や製品(型式)を認定する制度です。
認定制度には、以下の2つがあり、オゾン発生装置の規模に合わせて一部異なる基準を設けています。
- 大型機器認定:オゾン発生量10g/h以上のオゾン発生装置
- 小型機器認定:オゾン発生量10g/h未満のオゾン発生装置
特に、身近な場所で使われることも多い小型機器については、認定を受けた製品には下記の認定マークを表示しています。
認定制度のメリット
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- オゾン発生装置の製造事業者、型式がはっきりわかるから安心
- 日本オゾン協会ホームページには認定を受けた製造事業者、製品の型式、認定年月日、有効期間が公表されています。
認定取得済事業所及び機種はこちら
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- 生産物賠償責任保険(PL保険)に加入することを義務付けています
- 製造事業者には生産物賠償責任保険(PL保険)に加入することを義務づけているので、万一、製造上の欠陥で事故が発生し場合には、製造事業者の責任で保障されます。
認定の申請について
製造事業所登録とは、オゾン発生装置を製造する事業所は規程に基づく一定水準以上の製造・試験設備、諸管理体制等を持つべきであるとの観点から、規程に基づき審査し、その結果認定するに足ると判定されたことをもって認定・登録・公表するものです。
また、型式認定制度とは、製造事業所登録されている事業所から申請のあった当該装置を規程に基づいて審査し、その結果認定するに足ると判断されたことをもって認定・公表するものです。
上記のように、型式認定制度と製造事業所登録制度とは一体のものであり、型式認定は登録された製造事業所で製造された製品しか認められないことにご注意ください。ただし、新規の申請にあっては、型式認定と製造事業所登録は同時に申請することができます。
尚、本制度は法律・条令・省令等に基づくものではなく、装置を製造販売および利用する業界、利用者の要望による任意の自主制度です。